博士号取得者がビジネスマンになるいくつかの方法の1つとしての、データサイエンス専門家という道(その7)

博士号取得者がビジネスマンになるいくつかの方法の1つとしての、データサイエンス専門家という道(その7)

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元々データサイエンスとは無縁だった博士号取得者が、ビジネスマンの入り口としてデータサイエンス専門家という職業を選び、仕事をキャッチアップするまでに勉強した内容を公開していく…というこの企画。いよいよ最終回に入りたいと思います。今回は「ビジネスのスキル」の学び方、および、この長く続いたシリーズの総括をしたいと思います。

さて、いきなり身も蓋もない話をしますが、「ビジネスのスキル」はやってみないと身につかないと思います。あえて言うと、「まずやってみる!」が身につけるための手段だと思います。やってみることで、当然、失敗もあると思います。失敗したら、何に失敗したのかを考え、それをクリアする方法を考え、あるときは書籍なんかも参考にしながらノウハウを積んでいく。これに尽きると思います。 あえて言うと、仕事術やビジネスマナーなどは学んでおくと良いかと思います。そういう本は書店に行けばいくらでもありますので、ちょっと立ち読みしてみて、自分と相性の良さそうな本を選んでおけば良いかと思います。

私は以下あたりを読みました。(別にオススメってわけじゃないんですが…正直、「何か読んでおけばいい」と思っています。) さすが!と言われる ビジネスマナー 完全版 ※ 仕事術の本は出ては消え…を繰り返しているので、読みたいと思った時に書店に並んでいるものから選べばいいと思います。とりあえず1冊読んでおけばいい(後は実際に仕事をすることで、必要に応じて読むようになります)と思います。

実は前回までに紹介してきた「IT系のスキル」「データサイエンスのスキル」も同じかなと思います。もちろん学習は大事です。しかし学習しただけでは、仕事で使えるようにはなりません。仕事でつかってみて、失敗をしてみて、それを修正して…って事を繰り返す事で血肉になっていきます。 ただし、仕事は必ずしも自分で選ぶことができません。例えば、データ分析をやりたかったのに、その前にデータ分析をするための基盤構築をする必要があって、気づけばシステム開発っぽい仕事をしていた…そういう事もあるのです。じゃあ、その人はどうやってデータ分析にたどり着くの?という話になりますが、その手段の One of them が勉強なのです。勉強をしておくことで、いざチャンスが来たときに、上手く成功できないまでも、勝負ぐらいはできるようになっておく…それが必要なのです。

このシリーズの総括になりますが、「その1」でも述べた通り、データサイエンス専門家になるためには、専門なんか関係ないのです。博士号を取得したレベルの人間が、ちゃんと学習すれば、仕事の内容自体は絶対に身に付きます(…それができない人間は博士号は取れません)。むしろ、博士で培った高い学習能力と考察力は、データサイエンス専門家という道でこそ活きます。ですから私は、題名にもある通り、ビジネスマンの道を歩みたいと思っているならばデータサイエンス専門家を目指してみる…という事をお奨めしたいと思います。私が学習してきた経歴を共有する事で、たたき台となる指針は示したつもりです。あとは安心して挑戦してみていただきたい…という事で、このシリーズの結びとさせていただきます。