博士号取得者がビジネスマンになるいくつかの方法の1つとしての、データサイエンス専門家という道(その3)

博士号取得者がビジネスマンになるいくつかの方法の1つとしての、データサイエンス専門家という道(その3)

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博士号を取得して、新卒としてデータサイエンスに関するサービスを行っている会社に入ってしまった私。データサイエンスに関する知識は概ねゼロという状態でした。

本とかweb記事を見ると、データサイエンティストは以下のような能力を有する方だと書いてあります。
 ・IT系のスキル(プログラムを書いたり、分析のインフラについて考えたり…)
 ・データサイエンスのスキル(様々な解析手法を理解しており、実際の問題に適用し、結果を解釈したり…)
 ・ビジネスのスキル(ビジネス上の問題を解決可能な課題に落とし込み、何をデータサイエンスで解決するかを判断したり…)
私は何も持っていませんでした。プログラムも書いたことがなく、データサイエンスについても理解がなく、ビジネスについてはもっと理解がない。

しかし、入社してしまったのは事実だし、となると、当然、何かしらの形でチームに貢献していく必要があります(…給与も貰い始めちゃったので…)。なので、まずはとにかく自分の頭の中に何でもインプットして、一つでも多くの事で貢献するための準備を整える事にしました。

もっとも優先順位は必要です。全てを一気に学ぶことはできないからです(少なくとも私の能力では無理でした)。新人研修を受けている間に、会社の先輩に話を伺い、すぐに使うスキル/すぐには使わないスキルを整理する事にしました。結論は以下です。

・優先順位1:IT系のスキル
新人はリーダーの指示の元で仕事する事が多いです。最初に降ってくるタスクはデータ解析のためのプログラミングなどになります。よって、まずはIT系のスキル…特にプログラミングができれば、最初のウチは仕事をさばく事ができます。

・優先順位2:データサイエンスのスキル
まずはITスキルでチームに貢献するわけですが、簡単な仕事(…データサイエンティストの世界では「プログラミング」が最初のステップ)で貢献できる事を証明できれば、次に回ってくるのは分析の仕事です。ここでデータサイエンスのスキルが必要になります。

・優先順位3:ビジネスのスキル
データサイエンスが具体的に何をアウトプットできるか知っているからこそ、ビジネス上の問題を整理して、データサイエンスによって解決できる課題を抽出する事ができるわけです。よってこのスキルは優先順位1、2の能力を認められたときに求められます。

 

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