エリアマーケティング その歴史と最新トレンド

エリアマーケティング その歴史と最新トレンド

エリアマーケティングは,日本生まれの発想です。
そのねらいは・・・

地域を軸としてのマーケティングセグメンテーション(市場細分化)により,
歴史と風土が育んだ地域特有の価値観や社会構造から生ずる
市場(顧客)ニーズに応えるという地域特性対応のマーケティング活動です。

→言いかえれば「地域密着型の販売戦略」を策定することです。

歴史的には、花王では1970年頃からエリアマーケティングに
着手しているようです。。

例えば住居洗剤は、当時北海道では他の地区の数倍も消費されており、
地域における生活態度・行動特性に基づくものであったようです。
つまり、地域に密着して需要開拓しなければ売上は期待できないと
言えます。

また、日本マクドナルドはMacGISという地図ソフトを用いて、
売上の重回帰分析をドッキングさせた精度の高いシステムを構築し
一気に店舗数を増やしたという事例もあります。

ただ、ここ数年は楽天やAmazonなどネット通販利用が加速しており、
消費者はこれまでのように地域を意識せず買い物ができるように
なりつつあります。

それでも、地域密着のスーパーや小売店など商業施設を中心に
エリアマーケティング(例えばチラシ配布の最適化)などは
重要な活動であることは間違いありません。

それに新たな活用データとして”GPS”データを用いたエリアマーケティングも
活発になりつつあります。

■位置情報を活用した新たなマーケティング手法
http://enterprisezine.jp/iti/detail/2965

■位置情報を活用した観光振興に関する調査
http://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/kankochi/gps.html

また、同じく位置情報データ取得のためのデバイスとして”ビーコン”
を活用した様々な取り組みも行われています。

■Beaconサービス導入事例
http://o2o.abeja.asia/omnichannel/post-4875/

今後は店舗の売上データやエリア統計データに加えて、
消費者の位置情報など、よりリアルタイムで膨大なデータを活用することで
エリアマーケティングは新たな局面に到達したと言えるのではないでしょうか。