Googleが銀行のライバルに? ~話題のFinTech、および、ビッグデータ解析技術の可能性(その1)

Googleが銀行のライバルに? ~話題のFinTech、および、ビッグデータ解析技術の可能性(その1)

日本では「メガバンク」と言えば
三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の事です。
3行は互いに競合と呼ばれる企業であり、しのぎを削っていますが、
そのうち「三菱東京UFJ銀行の最大の競合はGoogle」
と言われるような時代が来るかもしれません。

銀行の機能

従来、銀行は以下の3つの機能を持ち、
これを世の中に提供してきました。
 1.金融仲介機能:お金を貸す人(預金者)と
   借りる人(主に企業)の間を仲介する。
 2.信用創造機能:預金のうち一部を貸し出し、
   貸し出したお金が使われてまた預金され…を繰り返し、通貨量を増やす。
 3.決済機能:口座振替や送金により、
   現金を使わずに支払いを可能にする。

これらの機能を提供するためには、
かなり大がかりなコストが必要になります。
その参入障壁の高さにより、銀行はその地位を保ってきました。
しかし昨今、ローコストで銀行の機能(の一部)を
提供できる技術が出現し始めました。

FinTech(フィンテック)と総称される一連の技術です。

FinTechの具体例

例えば決済機能。スマホ決済で有名なスクエア(Square)は、
店舗のスマホにクレジットカードのリーダーを装着して
簡単にカード決済に対応するためのサービスです。
このサービスは銀行やクレジットカード会社による
加盟審査が必須だったクレジットカードでの販売を、
個人でも可能にしてしまいました。
銀行を不要にしてしまったのです。

Googleが銀行の競合になり得るその理由

FinTechを扱うテクノロジー企業が増えているわけですが、
有望な企業が出現すれば、Googleなどが買収して
自社サービス化することも十分にあり得ます。
いくつかの企業を買収し、サービスを組み合わせれば、
銀行の機能をそのまま提供できてしまうでしょう。
結果、Googleが銀行の
最大のライバルになってしまう可能性もあるのです。
(…もっとも銀行は、金融に関する法律・規制当局と
その対応について熟知しています。
少なくとも現状では、新規参入者に対して、
大きなアドバンテージを持っていて、簡単には覆りません。)

注目されるFinTechですが、今後期待される技術の1つに
「ビッグデータ解析技術」が挙げられます。(続く)

 

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