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COLUMN
連載コラム

2016.07.20

デジタル・マーケティングとデータ・サイエンス(1)

先日、SBクリエイティブ様主催の「デジタル・マーケティング・デイ2016Summer」に参加して参りました。会場であるベルサール神田2/3Fには、200名を超える参加者に対して、午前中の基調講演と参加企業11社による午後の個別セミナーが行われました。このセミナーは、元ソニー会長の出井伸之さん(クオンタムリーブ社 代表取締役)の「デジタル・マーケティングの現状と将来について」という基調講演から始まりました。

 

このフォーラムHPにおいでいただいているデータ・サイエンティストの皆さんには、馴染みが薄い分野かもしれませんが、わが国でも2014年あたりから急激に成長しデータ・サイエンティストのニーズが高まる分野・業態の一つですので、2回に分けてご紹介をさせていただきます。

 

はじめにデジタル・マーケティングの説明について、SAS社サイトより引用します。「デジタル・マーケティングとは、電子メディアを通じて製品やブランドのプロモーションを行うことです。最も一般的なチャネルはインターネットですが、その他にも携帯電話のメールやインスタント・メッセージ、スマートフォンやタブレットのモバイルアプリ、ポッドキャスト、電子看板、デジタルテレビ、デジタルラジオなど多種多様です。デジタル・マーケティングが従来のマーケティングと異なる点は、さまざまなチャネルや手法を用いてマーケティング・キャンペーンを分析し、リアルタイムでその有効性を把握できることです。デジタル・マーケティングの担当者はコンテンツの閲覧の有無や、閲覧頻度、閲覧時間、コンバージョン率、コンテンツ毎の反応を常に確認できるのです。」

 

出典:DB Online https://enterprisezine.jp/dbonline/detail/5827

 

この説明からも明らかなようにデジタル・マーケティングは、デジタルを含む様々な媒体を通してリアルタイムで顧客行動を把握し、企業の営業活動に結び付ける手法です。従来のマーケティングとデジタル・マーケティングの相違に関する個人的な見解としては、顧客対象に関係なく同じマーケティング手法が使える点だと感じています。1990年代までのネット普及以前のマーケティングでは、マス・マーケティングを主体としたBtoCとBtoBに分かれた手法がありました。しかし、ネット上の様々な媒体を通した市場では、顧客が個人だろうが企業だろうが企業側に対して一対一での対応を要求します。すなわち、商品やサービスを提供する企業側は、1990年代に盛んに言われた、One-to-Oneマーケティング対応を要求されることになります。従ってデジタルな市場では、これまでマーケティング分野で培われてきた様々な手法がBtoCやBtoBなどの分別なく応用できるわけであり、デジタル・マーケティング分析の分野でデータ・サイエンティストが活躍する場が広がるということになります。 さて話はセミナーの内容に戻りますが、登壇した出井さん、toBeマーケティングの小池さん、MICSの渡辺さんたちが声をそろえて訴えていたことは、海外では2004年からデジタル・マーケティングが普及し始めていたことに対し、日本では10年遅れて2014年からやっと注目を受けるようになったことでした。日本でも、2005年あたりからマーケティングの一つとしてGoogleのAdWordsやYahooのリスティングなどを使う企業は増えてきましたが、デジタル・マーケティングとして導入する動きは稀でした。

 

出典:Googe Trendsでキーワード検索

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